Standart Japan Journal

2022年にスコットランドが生理用品の無償提供を法制化するなど、生理の平等化や生理に対する偏見をなくす動きは徐々に生まれつつも、まだまだ国内外を問わず議論が足りていないのではないかと私たちは考えています。

そこでStandart Japan第23号では、「生理とカフェ」で生理のある人に対してカフェが担える役割について取り上げました。さらにこの重要なトピックに関して引き続き業界全体で考えていくため、カフェと生理用品にまつわるアンケート調査を実施しました。

Standart Japan第24号のサンプルコーヒーを提供してくれたのは中国雲南省のスペシャルティコーヒーを専門に扱うコーヒーブランド、マウンテンムーバー。ユアン・イ・ユアン農園が独自開発した酵母を用いて精製されたマウンテンムーバーだけの特別ロットのコーヒーをお届けします。マウンテンムーバーの趙さんがおすすめする抽出レシピでお楽しみください!
今号のキーワードは「ドライバー」「旗」「コーヒー」。以下では、紆余曲折の歴史を経てきた「美しき島」台湾のコーヒー産業や、鹿児島の老舗ヴォアラ珈琲の井ノ上 達也さんのキャリア、タイ直送のコーヒーを届けるアカアマコーヒージャパンの山下 夏紗さんの物語、トラベルカルチャー誌『NEUTRAL』『TRANSIT』の創刊編集長として知られるインディペンデント出版社Neutral Colors 代表・加藤 直徳さんのインタビューなど、今号の中身を一足先にご紹介いたします。

Standart Japan第22号のパートナーを務めてくれた、千葉県船橋市に拠点を置くコーヒーブランドPhilocoffea(フィロコフィア)。その共同創業者で2016年世界ブリュワーズカップチャンピオンの粕谷 哲さんに、Philocoffeaのシグネチャーライン「TOMODACHI」が生まれた背景や、生産者とのコラボレーションについて聞きました。

オーストラリア産の良質なオーツ麦を自社工場で丁寧に焙煎し、本来の甘みを最大限に引き出すことで生まれる、優しく濃厚な味わいに定評があるシンガポール発のオーツミルクブランドOATSIDE。その魅力についてOATSIDEのコンサルタントを務める、株式会社QAHWA代表・第15代世界バリスタチャンピオンの井崎 英典さんにお話を聞きました。