Standart Japan第24号のパートナーKiguが日本の代理店を務めるFellow。スタイリッシュで高性能な抽出器具は、世界中のコーヒーファンを魅了しています。
このブログでは、そのFellowの製品ラインナップに新たに加わったグラインダーFellow Ode Brew Grinder Gen2 (オード ブリュー グラインダー ジェン2)の魅力について聞きました。
Fellow Ode Brew Grinder Gen2 (以下「Ode 2」)の特徴を教えてください。
Ode 2最大の特徴は、独自開発された64mmのフラット刃です。2年におよぶ開発期間の大半がつぎ込まれたこの刃の特別な形状により2段階のグライドが施されるため、微粉の量を抑えつつ粒度が安定します。また家庭での利用を想定していることから静音性を重視し、グラインド時の音もかなり抑えられています。
グラインドが終わると自動的に刃の回転が止まるオートストップ機能や、グラインダー内部に溜まったコーヒー粉やチャフを落とせるノッカーも搭載されています。ホッパーには一度に最大100gの豆を入れられるので、バッチブリューを準備するときも何度も豆を挽かずにすみます。ちなみに一部条件がありますが、メーカー保証が2年分ついてくるので安心してお使いいただけます。
Ode 2 はどのような抽出方法を主に想定して作られたのですか?
Ode Brew Grinder はフィルターコーヒー用に設計されました。ドリップはもちろん、モカポットやエアロプレス、フレンチプレス、コールドブリューなどにもおすすめで、非常に高品質なコーヒーが抽出できます。従来のエスプレッソには適していませんが、ターボショットのような挽き目の粗い設定であれば、問題なく使えます。
前モデルのFellow Ode Brew Grinder Gen1 からはどのような点が変わったのでしょうか?
一番は、挽き目の細かさが550ミクロンから300ミクロンへと改良され、これまで以上にクリーンで綺麗な酸が味わえるようになった点です。
また、新たに静電気低減機能が搭載され、排出口に付着するコーヒー粉の量が大幅に減りました。これでコーヒー粉をフィルターにセットする際にコーヒーやチャフが周囲に飛び散ってしまう、というトラブルがかなり改善され、お掃除の手間も軽減されます。
さらにホッパーとキャニスターがサイズアップし、1.5リットル程度のバッチブリューにも対応できるようになりました。ホッパー内部の角度が急になり、ホッパー内部に豆が残ってしまうことも少なくなりました。
今回の改良で、味わいがどのように変化したのか教えてください。
Ode 2 の開発には、2年の歳月がかかりました。Gen1 と比べると、浅煎りのコーヒーでよりフレーバーが出やすくなっています。また、Gen2 の開発責任者でQアラビカグレーダーの資格を持つニック・テルズーリさんは、よりコーヒーの質感やボディが感じられ、バランスの取れた味わいに仕上がるようになったと言います。(ニックさんの動画はこちらから)
欠点豆の有無や抽出のスキルを問わず、エッジの効いた部分を丸くしてくれるのが特徴です。プロアマ問わず、安定したクオリティのコーヒーが抽出できるのがFellow Ode Brew Grinder Gen2 の最大の魅力です。
最後に、Kiguチームのお二人(NaruoさんとShinnosukeさん)がFellow Ode Brew Grinder Gen2をYoutubeでご紹介されているので、実際の動きはこちらでチェックしてみてくださいね。
この記事は、Standart Japan第24号のパートナー kigu の提供でお届けしました。