Standart Japan 第25号には、ベトナム中部高原のダラット郊外にあるランビアン山で、コーヒー生産に取り組む山岡 清威さんと少数民族K'ho族のPatさんが中心となり立ち上げたプロジェクト「Lang Biang Coffee Project」のコーヒーがついてきます。
山岡さん自らが手がけたエアロビック・ナチュラルのマイクロロットを焙煎してくれたのは、東京の清澄白河にあるアライズコーヒーロースターズさん。
以下では、アライズコーヒーロースターズのオーナー林 大樹さんがおすすめする抽出レシピをご紹介します。コーヒーの詳細についてはこちらのページをご覧ください。
アライズコーヒーロースターズがおすすめのレシピ
林 大樹さんが、今回のサンプルコーヒーを淹れるおすすめレシピを、三つの異なるドリッパーでご紹介してくれました。
torch / DONUT COFFEE DRIPPER
LANGBIANG COFFEEの持ち味を存分に楽しむフルボディのしっかりした味わい。ARiSE COFFEE 店の味。
- コーヒー豆23gを計る
- コーヒー豆を細挽きに挽く
- ドリッパーに挽いたコーヒー粉をセット
- 92℃程度の湯をコーヒー粉全体的ににムラなく行き渡るように注ぐ
- 30秒程度蒸らす
- 仕上がりが230ccになるように残りの湯を注ぐ。
※ 水位をドリッパーの高さの3/4位のところで維持するようなイメージでお湯を細く注ぎ足していく。その際中心から外側へ直径2cmくらいの円を描くように。 水位が3/4の位置を超えそうな時は一時的に注入を中断。一度落ち切ってしまうと内圧を戻すのにストレスがかかる為、お湯が落ち切る前に注入を再開。 - 目指す量が抽出されたら、ドリッパーを外す。
※ 蒸らしの後、1分〜1分20秒を目安に抽出が終わるように。
HARIO / V60
果実の甘みを感じる雑味のないすっきりとした優しい味わい。
- コーヒー豆18gを計測
- コーヒー豆を中挽きに挽く
- ドリッパーに挽いたコーヒー粉をセット
- 92℃程度の湯をコーヒー粉全体的ににムラなく行き渡るように注ぐ
- 30秒程度蒸らす
- 仕上がりが220ccになるように残りの湯を注ぐ。
※ 3湯から4湯程度を目安にお湯が落ち切る前に注ぎ出しを再開する。公式の推奨通りに粉の縁にお湯を当てずに、中心から直径3センチほどの「のの字」を描きながら注ぐ。 - 目指す量が抽出されたら、ドリッパーを外す
Cores / GOLD FILTER C246BK
うまみたっぷりのオイルを楽しむ上質な酸味を含むフルーティーな味わい。
- コーヒー豆18gを計測
- コーヒー豆を粗挽きに挽く
- ドリッパーに挽いたコーヒー粉をセット
- 90℃程度の湯をコーヒー粉全体的ににムラなく行き渡るように注ぐ
- 30秒程度蒸らす
- 仕上がりが200ccになるように残りの湯を注ぐ。
※お湯の水位が上がり過ぎないように、粉の触れていない金属の壁にお湯を当てないように注意しながら、粉の塊に細くお湯を載せていくように、数回に分けて。 - 目指す量が抽出されたら、ドリッパーを外す
……3つの抽出レシピを記載しましたが、林さんから以下のコメントをいただいています。
👆 自分で抽出する時の理想を書き出してみましたが、
「ああ!蒸らしが!時間がズレたぁ!」とか
あまり気にし過ぎずに気楽にやりましょう。
スケートボードもコーヒーもまずは楽しむ事が一番大事だと思っております!
そこまで神経質に扱わなくても美味しいランビアンコーヒーです。あまり気負わず、楽しみましょう!
それでは皆さん、Enjoy! 林さん、ありがとうございました😁
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