今号のキーワードは「即時一杯」「スヌーズ」「コーヒー」。
以下では、民間主導の一大プロジェクトで環境再生とコーヒー産業拡大を図るモザンビークの現状や、カフェイン抽出技術の民主化を目指すストーリーラインの岩井 順子さんのキャリア、会話が生まれる公共空間としてのカフェを志向するアライズコーヒーロースターズの林 大樹さんの物語、さらにはアルファロメオ所属のF1 ドライバー、バルテリ・ボッタスさんのインタビューなど、3年ぶりのリデザインを経て、生まれ変わったStandartの最新号の中身を一足先にご紹介します。
Standart Japan #25
モザンビーク
今まさに発展を遂げつつあるコーヒーシーンとその担い手を訪ねに、私たちはゴロンゴサ国立公園へ向かいました。
オリジンへと向かう空の旅
持続可能な空の旅など実現可能なのでしょうか? その問いに答えるには、まず「持続可能性」の意味を改めて考えなければなりません。
狂気じみ、現実味のかけらもないが、 興味をそそられる存在
スペシャルティインスタントコーヒーは一時のブームに過ぎないのでしょうか。この長編エッセイで、その可能性に迫ります。
ボスでいるということ
新たなカフェイン抽出技術の開発を通して、スペシャ ルティコーヒーの可能性を模索するストーリーライ ンの岩井 順子さんにお話を聞きました。
生まれ変わったシリンダー
キーワードは「ゼロバイパス」。抽出率を格段に上げる新しいドリッパーの誕生秘話やそのメカニズムをご紹介します。
シャウト
スピードや効率に目が向きがちなコーヒーの世界に、「注文に時間がかかるカフェ」を主宰する奥村 安莉沙さんがもの申す。
Meet Your Roaster
東京・清澄白河の老舗スペシャルティロースター、 アライズコーヒーロースターズの林 大樹さんが語る、公共の場としてのカフェと会話が生まれる空間。
アキーレとホームエスプレッソ
ランス・ヘドリックさんが家庭用エスプレッソマシンの歴史を愛情たっぷりに語ってくれました。
ランス・ヘドリックの レバー式エスプレッソマシンカレンダー
ビンテージのレバー式エスプレッソマシン愛に溢れたカレンダー。
カップと車輪と、めくるめく世界
エスプレッソとサイクリングは歴史上どこで交差し、なぜ共に高級志向に傾いたのか。その背景を紐解い ていきます。
Meet Your Guest
アルファロメオ所属のF1 ドライバー、バルテリ・ボッ タスと一緒にコースを爆走。カフェインは功を奏すのか!
ラスベガス
少しスピードを落とし、ラスベガスのベストコーヒースポットを求めて、ストリップや近隣地域を巡ります。
SPONSOR&PARTNERS
今号のメインスポンサーは、オンラインのコーヒー診断を通して、約30万通りの組み合わせからユーザーのライフスタイルに合ったコーヒーを届けるPostCoffee。特集記事ではPostCoffee誕生の背景や同ブランドの哲学、これから目指す姿について代表の下村 領さんにお話を伺いました。
さらに今号は、スピーディーな環境にぴったりの新しいエスプレッソマシンEagle TempoをリリースしたVictoria Arduino、生産地への直接投資プログラム「リスティングデポジット」で明るいコーヒーの未来を創造するTYPICA、創業から35年間変わらずに品質を追い求める生豆商社のセラード珈琲、1 〜30kg のバッチサイズをカバーする4 モデルが揃ったPシリーズでこれからのコーヒーを支えるProbat x DKSH、コーヒーが育った土地とコーヒーを育てた人、その両方が合わさった生まれる唯一無二なコーヒーを日本に届けるSYU HA RIがパートナーを務めてくれました。ありがとうございます!
サンプルコーヒー
Standart Japan第25号のサンプルコーヒーを提供してくれたのは、ベトナム中部高原のダラット郊外にあるランビアン山で、コーヒー生産に取り組む山岡 清威さんと少数民族K'ho族のPatさんが中心となり立ち上げたプロジェクト「Lang Biang Coffee Project」(ランビアン・コーヒープロジェクト)。山岡さん自らが手がけたエアロビック・ナチュラルのマイクロロットをお届けします。焙煎のタッグを組むのは、東京の清澄白河にあるアライズコーヒーロースターズ!
コーヒーの詳細はこちらからチェックしてみてください!