おはようございます。今週はどんな一週間でしたか?
Weekend Brew がスタートしておよそ
ですが、ニュースレターを読んでくれている方から、「日曜朝の習慣になっている」「国内外のコーヒー情報がまとまっていて助かる」「インスピレーションの源や英語の勉強になる」「全国のロースターやバリスタを知れて嬉しい」など、毎週たくさんのコメントをいただいて、コーヒーの魅力を雑誌とはまた異なる形でお伝えできているのかなと感じています。
以前、Standart JapanのEditor’s Letterで、「自分が共感できるカルチャーについて知り、そしてそこで尽力する人たちからものを買って支援することで、自らもカルチャーの一部となる」ということを書きましたが、毎週お届けする
今週のStandart Japanは、次号の制作がほぼ完了し、まもなく印刷スタート。校了後の1週間ほどは少しリラックスムードで、一息つける時でもあります。読みたいと思っていた本や映画を見たりして過ごしています。リリース情報はまた近いうちに発表するので、楽しみにしていてくださいね。
そして明日26日まで、Instagramでプレゼントキャンペーンをやっています。大切なお友達をコメント欄にタグ付けしてもらえれば、抽選で
編集長 Toshi
This Week in Coffee
世界のコーヒーニュース
富は土壌から
スペイン語で「富める海岸」を意味するコーヒー名産国コスタリカ。小国ながらサステイナビリティを中核とした国策が世界で高く評価され、
中でもコロナ下で発生したピッカー (コーヒーチェリーを摘む人
国内産コーヒーは遠い話のように聞こえますが、実は「ジャパニーズコーヒー」も存在します。沖縄県の安田珈琲は2016年に初の国産スペシャルティコーヒー認定を受けたほか、味の素AGFは2023年までに徳之島コーヒーを商品化すると発表しました。日本の新たな富、国産コーヒーにも目が離せません。
閉ざす国境、消えゆくフレーバー
今年、化学物質汚染を背景に日本と韓国でケニア産コーヒーの受け入れが拒否されたと報じられています。さらに以後
しかし汚染問題は何も化学物質に限ったことではありません。この記事によると、近年ケニア内ではハイグレードの高品質コーヒーを狙った武装強盗が再び相次いでいるのだそう。盗まれたコーヒーは東ウガンダに届けられた後に
また気候変動による長期の干ばつや不安定な降水量がコーヒー生産を難航させていることから、比較的栽培が容易なアボカド生産へと移行するコーヒー農家も現れています。世界で起きる様々な社会問題が今回私たちの前にケニア産コーヒーの危機を引き起こしています。消えゆく芳醇なフレーバーを守るべく、まず我々がこの現状を知ること、そして発信することが大きな一歩となるのではないでしょうか。
その他の気になるニュース
▷ アメリカのコーヒーチェーンPanera Breadの「飲むコーヒーサブスク」が大人気。月額$8.99 (約940円)で最短2時間おきに好きなサイズとフレーバーのドリンクを注文できる同サービスはコロナ下でも大きな話題を呼び、現在では有料購“飲”者が約50万人に達しています。
▷ 豪華なWCC (World Coffee Championship)のオンラインオールスターイベントが開催。コーヒー競技会の優勝者・ファイナリストたちが、毎週世界中からそれぞれのパフォーマンスをライブ配信で披露します。次回は日本時刻
▷ コーヒーのオールスター旋風はNBA内でも。オールスター、
▷ 9月のブラジルのコーヒー輸出量が過去最高を記録しました。コンテナ不足が続いている一方で、
▷ 朝一番のコーヒーはメタボリズムに悪影響を及ぼすという研究結果が発表されました。同研究では睡眠が阻害された後の糖の吸収率を朝食前にコーヒーを飲んだ、飲まなかった場合で比較。朝食前にコーヒーを飲んだ場合はその後の糖の吸収率に約
What We're Drinking
今週のコーヒー
障がいのあるバリスタや焙煎士が活躍するロースタリーカフェを併設した福祉作業所。障がいの有無に関わらず、働く人の成長を一番に考え、
生産国:
ブラジル、コロンビア(トリマ・ASOPEP農協)、エチオピア(イルガチェフェ)
品種:
イエローブルボン、イエローカトゥアイ、カトゥーラ、カスティージョなど
精製方法:
ブラジル【パルプドナチュラル】、コロンビア【ウォッシュド】、エチオピア【ウォッシュド】
テイスティングノート:
シトラス、フローラル、ブラウンシュガー、チョコレート、ナッツ。
甘み・酸味・苦み、珈琲のもつ全ての要素が詰まっていますが、飲みやすくバランスの良さもさることながら、そこにはそれぞれの豆のもつ個性と深みがあります。口いっぱいに広がる甘みは、一度飲んだらくせになること請け合いです。ブラックはもちろん、ミルクとの相性も格別ですので、カフェオレやアイスコーヒーにもどうぞ。
編集長のコメント:
スプーンですくい上げたコーヒーを口元に持っていくと、オーブンから出てきたばかりのレーズンパンを頬張る瞬間のような香ばしさと果実感がほわりっと鼻に入ってきました。そのまま啜ると、思ったよりも軽めな口当たりでジューシーさがあり、しっかりとしたボディと後に続く甘みが心地いいです。特に個人的に大好きな、質感が少しざらりと舌に残る感じがたまりません。「うわぁ、ちょうどいい」と思わず漏らすくらい、バランスが整いまくってます。九州の人には馴染みの深い黒棒が頭に浮かびました。パッケージもかなり好みのデザインで、額に入れてずっと眺めていたくなります。
Inspiration
おすすめの本、映画、音楽、アート
Guji Freestyle - Bartholomew Jones
YouTube|ウェブサイト
コーヒーブランドCxffe
Jacob Collier deconstructs a Stevie Wonder classic
YouTube
その道のプロが何かについて熱く語っている姿って(たとえ話の内容を100%理解できなかったとしても)引き込まれるものがありますよね。この動画はイギリス出身のミュージシャン
Brewing with…
あの人のコーヒーレシピ
広島市内にある、KIRO 広島 THE SHARE HOTELS 1階「cicane liquid stand」メインバリスタ。 広島とコーヒーの窓口案内人。ジンジャエールを選んでいた場面はコーラにシフトするくらい、クラフトコーラを飲んでからコーラにハマり中。
セットアップ:
抽出器具:ORIGAMI ドリッパー
豆量:15g
湯量:210g
挽き目:中細挽き
抽出温度:92℃
抽出時間:2分15秒〜2分30秒
手順:
- ペーパーをリンス、ドリッパーを温める
- コーヒー粉を入れ、50gお湯を注ぐ(40秒蒸らし)
- 70g注ぐ(計120g)
- 2投目が落ちきったら90g注ぐ(計210g)
- お湯が全て落ちきったらカップに注ぐ
ポイント:
▷ ペーパーフィルタはKa
▷ 磁器製のドリッパーはしっかりと温めることで抽出中の湯温のブレが少なくなります。
▷ ORIGAMIドリッパーを使うと私の好きな薫り高く綺麗なコーヒーが表現できます。
一言:
広島を拠点に「mgm coffee」として活動中。店舗を持たないスタイルのフリーバリスタです。 美味しいコーヒーは空気が大事。 レシピも大事ですが良い空気の中で淹れることも重要です。 広島市内にご宿泊の際は是非KI
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今週の The Weekend Brew は Standart Japan 第13号スポンサーの Daterra、パートナーのトーエイ工業、Swiss Water、Department of Brewlogy のサポートでお届けしました。
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Standart Japan