エスプレッソマシンメーカー界の重鎮Victoria Arduino。Black Eagle Marverick、Eagle One、E1 Primaをはじめ同社のヒーローモデルたちが名を連ねるイーグルラインに、この度新モデルEagle Tempoが加わりました。
Eagle Tempoは、カフェやレストラン、ロースタリーやベーカリーなどに向けてデザインされたプロフェッショナル向けのエスプレッソマシン。Victoria Arduinoの代名詞とも言えるエレガントさと高いデザイン性を兼ね備えながら、効率性の面でも非常に高いパフォーマンスを発揮します。
シンプルなインターフェイスは使用者の習熟度を選ばず、新人バリスタたちの育成もスムーズに。搭載されたタッチスクリーンによってグループヘッド毎に抽出温度の設定ができ、ピーク時などのスピードが重視される環境下でも、さまざまなオーダーやお客さまの要望に応えることができます。またポルタフィルターを外すと自動洗浄が行われるため、最小限のメンテナンスで高いクリーンネスを維持することも可能。牛乳と植物性ミルクを問わず自動でスチームできるイージークリーム機能のおかげで、スチームレバーを押すだけで最高のミルクビバレッジを提供する準備が整います。さらに早く、さらに正確に、さらに効率的に高品質のコーヒーの提供を実現する、それがEagle Tempoの存在意義なのです。
同社のNEO (New Engine Optimization)テクノロジーによって、ボイラーの加熱・保温システムの最適化をおこなったEagle Tempoでは、抽出温度と品質の安定化を実現しました。保温性を兼ね備えたステンレススチール製の同ボイラーは、Victoria Arduinoのスチームバイワイヤーシステムと連携し、内圧2.1気圧のドライスチームに成功。また9リットルの大容量のおかげで、ピーク時にミルクビバレッジの注文が重なった場合も、その生産性は落ちることはありません。特許技術T.E.R.S.をはじめとするVictoria Arduinoの各種省エネテクノロジーによって、Eagle Tempのエネルギー消費量は前モデルWhite Eagleと比べて最大29%カット。使用後の水を予熱用に再利用することで、さらに8%のエネルギー節約を実現しました。
Eagle TempoはWhite Eagleのデザインを継承しつつ、よりミニマルでコンテンポラリーな仕様へと昇華されました。一新されたドリップトレイは、スチーム後も高い清潔感を維持し、グループ下に設置されたLEDヘッドライトは抽出中に均一な照明を提供します。作業中の火傷を防ぐクールタッチを装備した新たなスチームワンドは、大容量のミルクピッチャーを使用する場合に備えて長くなっています。Eagle Tempoのカラー展開は、現在マットブラック、マットホワイト、スチール、ヘリテージ(スチール+バックパネルに黄銅のライン)の4種類。マシンの詳細については、こちらのページもチェックしてみてください。
この記事はStandart Japan第25号のパートナー、Victoria Arduino X トーエイ工業の提供でお届けしました。