自らの伝説を自らの手で塗り替えるエスプレッソ界の変革者 FAEMA

自らの伝説を自らの手で塗り替えるエスプレッソ界の変革者 FAEMA

FAEMAは創業時から変化と未来を見据えるDNAを継承し、テクノロジーとデザインの両面において業界を牽引してきました。そんな同社の描く最先端のコーヒー体験の先には、いつの時代も、コーヒーを介して生まれる人と人のつながりがあったのです。

憩いの場のシンボル

FAEMA の歴史は、戦後ミラノに建てられたコーヒーマシン工場から始まります。1950 年~1960 年代にかけて、イタリアでは「奇跡の経済」と呼ばれる高度経済成長期を迎え、それまでの農業中心の産業構造から急速な工業化が進められました。社会の変化とともに人々の生活リズムも加速するなか、ひとときの休息として求められたのが、一杯のエスプレッソでした。

当時イタリアでは戦後の経済復興とともに小規模のカフェが普及していきました。FAEMA 社はフューチャリスティックなデザインと高い技術力を売りに、これらのカフェに向けて自社製品の製造を開始。イタリア復興を体現するかのような近未来的なFAEMA のマシンは瞬く間に人気を集め、同社はマーケットリーダーとしての地位を確立していきます。

     

エスプレッソマシン史の転換点

その後迎えた1961 年は、エスプレッソマシン史における転換点でもあります。この年、FAEMA 社から伝説のマシンE61 が発売されたのです。このモデルが現代のエスプレッソマシンの礎と言われる所以は、世界で初めて電動の容量式ポンプを搭載した点にあります。この仕組みによって、当時のレバー式の主導エスプレッソマシンではかなわなかった9 気圧でのエスプレッソ抽出を実現し、抽出時の圧力の安定化をもたらします。また水道から直接マシンに水を供給できるボイラーシステムを採用したことで、エスプレッソを求めてカウンターを訪れる顧客をよりあたたかくスムーズに迎えられるようになったのです。

E61 の革新性は、そのデザイン面にも色濃く反映されています。それまで縦型が一般的だったボイラーを横向きに設置したことで、カウンター越しのバリスタと顧客のコミュニケーションはより円滑に。プラスチック性のカップウォーマーカバーは、当時の重厚なエスプレッソマシンと一線を画す前衛的なデザインとして脚光を浴び、その後も多くのカフェへと普及していきます。

E61 の存在感は誕生から60 年以上を迎えた現在も色あせることなく、多くのコーヒープロフェッショナルたちを魅了しつづけています。実際にE61を導入するTORIBA COFFEE の店長・池谷さんは、マシンの魅力ついてこう述べます。

「銀座の路面店時代からFAEMA のマシンを利用していたご縁もあり、E61の導入を決めました。E61 の第一印象は『とにかくかっこいい!』の一言に尽きます。お客様だけでなくバリスタも見惚れてしまうほどのデザイン性の高さに、私自身毎日うっとりしながら仕事をしています。抽出の安定感も想像以上です。東京という土地柄、海外のお客様もお店にいらっしゃるのですが、『マシンがかっこいい!』というお声をいただくことも多く、マシンを介して自然とお店に笑顔が生まれることを日々嬉しく感じています」

こうしたマシンの革新性と双璧をなすのがFAEMA のブランディング戦略です。業界のスポンサーシップ戦略の先駆けとなるプロサイクリングチームFaemino-Faema とのメインスポンサー契約や先進的な広告戦略の効果を後押しに、FAEMA は技術面のみならず商業的にも大きな成功を収めます。その後もE91Emblema をはじめ、数々の革新的なモデルを世に送り出した同社は、テクノロジーとデザインの両面において業界を牽引していきます。

新たな伝説、変わらぬ景色

そして創業71 周年を迎えた2017年、FAEMA は新たなフラッグシップモデル「E71」を発表します。同モデルの最大の特徴の一つが、ブランド史上初めて搭載された4.3 インチのタッチスクリーン。この新たなインターフェースによって、蒸らし、プレインフュージョン、エクストラクションの3 工程における抽出のプログラム化が可能になりました。またFAEMA 独自の温度管理システム「GTi」とグループヘッド毎に搭載されたボイラーシステムによって、これまで以上に安定的な抽出を実現。バリスタたちの飽くなきコーヒーへの情熱を一杯のエスプレッソへと昇華させる舞台が整ったのです。

これらの革新的な性能を備えながら、E71 は従来機と比較して40%のエネルギー削減に成功します。同モデルの設計を担当したのは、イタルデザインの創設者でもあるデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロ氏。イタリアを代表する工業デザイン界の巨匠が手がけた新たなフラッグシップモデルは、2019 年に世界で最も由緒あるデザインアワードの一つであるグッドデザイン賞を受賞。FAEMA は再び、新たな伝説を世に送り出したのです。

しかしFAEMA がこうした偉業の先に見つめていたのは、エスプレッソマシンを介して人と人が交流する景色でした。E71 の最新モデル「E71E」のユーザーである、Withcoffee のオーナー濵田 孟士さんは、こう述べています。「SCAJ2021 でDKSH さんのブースで一目惚れして導入を決めました。抽出のプログラム化、電源の自動オン・オフ機能 、セミオートでのマシン洗浄、タッチパネル操作まで、エスプレッソマシンの可能性はここまで広がっているのかと衝撃を受けました。エイジングや焙煎度合い、表現の方向性に合わせて抽出レシピの微調整もでき、バリスタが思い描くエスプレッソを忠実に再現してくれる心強い存在であると日々実感しています。

こうした高機能性・高再現性に加え、マシンのビジュアル、カラー、サイズ、どれをとっても本当にハイレベルです。お店としては、背面パネルに大きくロゴを刻印できるのは嬉しいポイントの一つですね。E71E を導入するWithcoffee munakata では、お客様から「マシンに刻印されているWithcoffee のロゴを撮ってもいいですか?」と尋ねられることも多く、そこからコーヒーの話や好きなカフェ、本店のfukutsu 店の話題になったりと、E71E がキッカケとなってたくさんの会話が生まれています

 

バールから家庭、そして未来へ

そして今日、FAEMA はこれまでの主戦場であるコーヒーショップの枠を超え、新たな伝説を描こうとしています。最先端のコーヒー体験をより多くの人々へと届けるべく、家庭やカフェ以外のホスピタリティ空間を対象としたホームエスプレッソマシンFaemina の発売へと乗り出したのです。

Faemina の最大の特徴は、徹底的なユーザーファーストに基づく設計と、コンパクトかつエレガントで洗練されたデザインにあります。同モデルに搭載されたAdvanced Time & Energy Saving システムによって、マシンの起動からコーヒーの抽出にかかる時間はたったの5 分。一定時間が過ぎると自動的にスタンバイモードに切り替わるおかげで、時間に余裕のない朝でも、ゲストが出入りするビジネス環境でも安心して利用できます。

また最高のコーヒー体験をより身近に届けるべく、Faemina はエスプレッソだけでなくフィルターコーヒーの抽出にも対応。ドリップトレイには自由に上下の位置を調節できるUp&Down システムを搭載したことで、デミタスカップからお気に入りのカップまで、その日の気分やドリンクメニューに合わせたカップの選択も可能になりました。

さらにFaemina には水道工事なしで使用できる着脱式ウォータータンクを採用したことでマシン導入へのハードルが下がり、その活躍の場は一気に広がりました。貯水タンクに内蔵された軟化フィルターは、スケール(水垢)を防止するだけでなく、よりクリーンで上質なカップを実現してくれます。E71 に続き、Faemina のデザインを担当したのは「Made in Italy」の代名詞であるイタルデザイン。高いデザイン性が求められるホテルやブティック、アパレルショップといった環境にも馴染みながら、Faemina は新たなデザインアイコンとして洗練された雰囲気を演出します。

モバイルアプリ「Be Faema」と連携すれば、エスプレッソ、フィルターを問わず、心揺さぶる一杯をたったワンタップで楽しむことも。FAEMA の新たな伝説は今日、バールから家庭、カフェ以外の環境へと活躍の場を広げ、コーヒーを介した人々の新たなつながりを生みだしているのです。

ここまで振り返ったFAEMA の歴史は、イノベーションへの飽くなき探究の歩みであることは明らかでしょう。どの時代においても、新たなエスプレッソマシン像を描き続けてきたFAEMA。これからも時代の先駆者として変化と未来を見据えるDNA を継承し、コーヒーを介した新たな人と人のつながりを描いてくれるはずです。

この記事は、Standart Japan第26号のスポンサー、FAEMA × DKSH の提供でお届けしました。

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