今号のキーワードは「家族」「ドキュメンタリー」「コーヒー」。
以下では、近年急成長を遂げるネパールのスペシャルティコーヒー生産の現状や、「双方の顔が見える」コーヒーの世界を目指してインドネシア産コーヒーを日本に届ける大西雄季さんの物語、さらにはドキュメンタリー映画『沈没家族』の監督・加納土さんへのインタビューなど、今号の中身を一足先にご紹介します。
Standart Japan #26
ネパール
ヒマラヤ山脈を有するネパールで急成長を遂げるスペシャルティコーヒーシーンの現在に迫ります。
Meet Your Producer
現地の生産者とともにインドネシアのコーヒーを日本に届ける大西雄季さん。彼女が目指す「双方の顔が見える」コーヒーの世界とは。
去年ノ夏、何ヲ冷凍シタカ知ッテルゾ
コーヒーの冷凍保管は世間の評判ほど効果があるのでしょうか?各分野のエキスパートたちにその真相を尋ねました。
Meet Your Product Designer
世界最高峰のコーヒーツールの開発・設計を行うプロダクトデザイナーのダグラス・ウェバー氏のデザイン哲学について伺いました。
カフェ・ボルゲッティ
イタリアのサッカーファンの間で親しまれる伝統的なカフェイン飲料、カフェ・ボルゲッティ。アルコールであり興奮剤、サッカーファンにとってのお守りでもあるその飲み物の正体とは。
母体と果実
高品質なコーヒーの果実がなるのは、健康なコーヒーノキのみ。母体となるコーヒーの樹体の健康ほど、コーヒー豆の品質を左右する要因はありません。
カップを見つめて
食器棚に並べられた大量のマグカップが宿す家族の物語を紐解きます。
従業員は家族なんかじゃない
企業のトップや上司が従業員を「家族」と呼ぶとき、その言葉は何を意味しているのでしょうか?この長編エッセイでは、職場に持ち込まれる「家族」の2文字が孕む危険性に迫ります。
シャウト
海外でのバリスタ経験を経て、現在はプロデューサー兼クリエーターとして活動する安田直樹さんが、日本のコーヒー業界で軽視される「水」についてもの申す。
ハグの館
ポルトガルのコーヒーショップBunaを訪れたら、きっとこの場所に集う個性豊かな人々があなたの来訪を歓迎してくれることでしょう。
見過ごされるものたち:旅の途中
Overview Coffee Truckが体現する、新たな「旅の終着点」としてのカフェの役割。長い旅路の果てに注がれる一杯のコーヒーは、私たちの意識の改革を促す物語を秘めているのです。
Meet Your Guest
ドキュメンタリー映画の制作を通じて、かつて自身が過ごした共同保育のルーツを探った映画監督の加納土さん。彼が考える、アメーバのように開かれた家族のカタチとは。
バルセロナ
旅の最後に、カタルーニャの州都でありヨーロッパ有数のコーヒーコミュニティが根付くバルセロナの街を歩きませんか?もちろん、コーヒーも忘れずに。
SPONSOR&PARTNERS
今号のメインスポンサーは、常に時代のパイオニアとして新たなエスプレッソマシン像を描いてきたFaema。創業時から変化と未来を見据えるDNAを継承し、テクノロジーとデザインの両面において業界を牽引してきた同社の歩みと、最先端のコーヒー体験の先に描き続ける人々のつながりについてご紹介します。さらに今号は、千葉県船橋市を拠点に業界の最前線に立ち続けながら国内外へコーヒーを届けるPhilocoffea、スピーディーな環境にぴったりの新しいエスプレッソマシンEagle TempoをリリースしたVictoria Arduino x トーエイ工業株式会社、コーヒー愛好家も唸る最高峰のエントリーモデルEncore espを発表したBARATZA x Brewmatic、使用者のニーズと用途に合わせた最高のグラインド体験を約束する電動グラインダーLAGOMを手掛けるOPTION-O x R&D ESPRESSO LAB、日本とアジアの実力派ロースターのコーヒーを気軽に楽しめる国内最大級のスペシャルティコーヒー越境ECモールHeirroomがパートナーを務めてくれました。ありがとうございます!
サンプルコーヒー
Standart Japan第26号のサンプルコーヒーを提供してくれたのは、シンガポールのスペシャルティコーヒーシーンを牽引する「Homeground Coffee Roasters」。そして今号では初の試みとして、2種類のサンプルコーヒーをご用意しています。Homeground Coffee Roastersが焙煎を手掛けたコロンビア産ウォッシュトかニカラグア産ウォッシュト、どちらかひとつが同封されて本誌と共に届きます。お楽しみに!
コーヒーの詳細はこちらをチェックしてみてください。