最先端の焙煎技術と象徴的なProbatデザインの融合

最先端の焙煎技術と象徴的なProbatデザインの融合

Standart Japan第17号のパートナーを務めてくれた焙煎機メーカーのProbat、そして同社製品の日本総代理店DKSHに、ショップロースター最新シリーズPIIIやProbatのオンラインイベント、そしてProbat Magazineについて訊きました。 

Probatショップロースターの最新シリーズPIIIはどんな特徴を持った焙煎機なのでしょうか? 前モデルと比較して技術的に大きな変化を挙げるとすると、何になるでしょう?

技術面でいうと、ウェブベースの統合型制御システムが最大の改善点です。焙煎機と排気の熱電対に加えて、給気温度、外気温度、冷却排気温度のセンサーが追加されたことで、焙煎機自体や焙煎プロセスに関連するデータをより多く収集できるようになったことから、オペレーターのコントロールできる範囲が広がりました。これらのデータはすべて、15.6インチの静電容量式タッチスクリーン上で可視化されます。

「Probatショップロースターの最 新シリーズPIIIは、全く新しい世代のショップロースター。その特徴は最先端の焙煎技術と象徴的な Probat デザインとの融合です」

また新たな制御システムのおかげで、ユーザーレシピとして保存されたデータを安全かつ自動的に再現することができ、他のロースターにデータを転送することもできます。技術面以外だと、デザインのカスタマイズ性も魅力のひとつです。複数のカスタマイズオプションが準備されているので、ロースターは自分だけのマシンを作り上げることができます。

2019年にベルリンで開催され、大盛況だったイベント「POP UP Roastery」のアイデアはどのように生まれたのでしょう? また、現在はどんなイベントを考えられていますか?

POP UP Roasteryのアイディアは、お客様とのタッチポイントについて考え始めたときに生まれました。これまでのオンサイトトレーニングの経験から、実際に一緒に焙煎することほど楽しく、広がりのある手段はないということがわかってきたので、従来の展示会におけるプレゼンテーションに加えて、新しいライブフォーマットを作ることにしました。私たちが目指していたのは、コーヒーラバーが互いに知識を共有し、ネットワークを築き、そして単純においしいコーヒーを楽しむことができるイベントです。

こうして誕生したのが、2019年6月にベルリンで開催されたProbat POP UP Roasteryです。このイベントの成功は、パートナーであるThe BarnとStandartが、事前のプロモーションやベルリンの現場で素晴らしいサポートをしてくれたおかげでもあります。

しかしそれから2年が経った今、オフラインでのイベントを開催するのが難しくなったため、POP UP Roasteryをデジタルライブ形式の「POP UPシリーズ」に変え、Facebookで配信することにしました。最初の2回のセッションには世界中のコーヒーラバーが参加し、ショップロースタートレーナーであるダニエラ・ノヴィツキーが、コミュニティからの焙煎に関する質問に答えていました。次なるイベントも近々開催予定なので、ご質問があれば、popup@probat.com までメールをお送りください。また、InstagramFacebookLinkedInでも、POP UPシリーズのニュースをお届けしているので、ぜひフォローをお願いします。

定期的に発行されている『Probat Magazine』について教えてください。

Probat Magazineは、年2回発行される独英バイリンガルの顧客向け雑誌で、Probatの企業・製品・サービス情報に加え、業界のニュースなどを掲載しています。毎号社外の方にも寄稿をお願いしていて、2018年にはStandart創刊編集長のマイケルさんにも記事を書いてもらいました。最新シリーズPIIIについて掲載されている2020/01号では、先日コーポレートサイトの一部として公開されたProbatの新しいサステナビリティ・プラットフォームも取り上げています。このプラットフォームを立ち上げたのは、お客様やパートナーの皆様に、持続可能な未来に向けた取り組みに参加していただきたいと考えたからです。最新号やバックナンバーは、Probat Magazineのページからダウンロードできますので、ぜひご一読ください。

この記事は、ProbatおよびDKSHの協力のもと制作されました。