Standart Japanを定期購読してくださっているみなさんに毎号付録としてお送りしているサンプルコーヒー。Standart Japan 第16号には、オーストラリア・メルボルンのBureaux CoffeeのGitesiがついてきます!
以下ではBureaux Coffeeおすすめのレシピをご紹介します。コーヒーの詳細についてはこちらのコーヒーページをご覧ください。
Bureaux Coffee CEOのTimさんからのコメント
私たちは簡単ながらも、丁寧に栽培、精製、焙煎されたコーヒーの持ち味を発揮できるドリップスタイルでの抽出をオススメしています。
ルワンダ西部で育ったレッド・ブルボンをウォッシュト精製したGitesiを以下のレシピで抽出すると、乾燥フルーツのアクセントやふんわりとしたバニラのようなアロマ、そして全体をまとめあげるレッドフルーツの甘味を感じられると思います。ぜひStandart Japanの最新号と共にゆっくりと楽しんでください。
Bureaux Coffeeおすすめの抽出レシピ
コーヒー :15g
挽き目: 中細挽き
湯量: 300g
湯温:100℃
抽出時間:3分
抽出器具:Kinto Brewerがおすすめですが、HarioやKalita製のものでももちろんOK
ステップ1:お湯を沸かし始め、フィルターをドリッパーにセットします。このときフィルターをセットしたドリッパーとデキャンタは、はかりの上に置いておきましょう。
ステップ2:お湯が温まってきたら、50gほどをドリッパーに注いでフィルターをリンスし、デキャンタに落ちたお湯を捨てます。
ステップ3:コーヒー豆を中細挽きします。挽き目のイメージとしては、砂浜の砂の粒くらいの大きさ。
ステップ4:コーヒー粉をドリッパーに移し、はかりをゼロに戻します。
ステップ5:沸騰したお湯30gをコーヒー粉全体が濡れるように注ぎます。
ステップ6:30~40秒ほど待ってコーヒーを蒸らします。このときコーヒー粉の山がこんもりと膨れ上がったり、泡が浮かんできたりするとともに、デキャンタには数滴程度のコーヒーが落ちてくるでしょう。
ステップ7:再びゆっくりとお湯を注ぎ始めます。このときできる限り注ぐスピードを一定に保ちつつ、同心円を描くようにコーヒー粉の中心から外側、そしてまた外側から中心へと注ぐ位置を移動させるようにしてください。そうすることですべてのコーヒーの粒から成分が出て、バランスのとれたおいしいコーヒーが抽出できます。
ステップ8:はかりが180gを示したら一旦注ぐのをやめて。15~20秒ほど待ちます。
ステップ9:再びステップ7のやり方でお湯を注ぎ、はかりが250gを示したらストップします。
ステップ10:コーヒーがドリッパーから落ちきるのを待ちます。抽出時間は大体3分ほど。それより短ければ挽き目が粗く、逆に3分以上かかるようであれば挽き目が細かすぎる可能性があります。
ステップ11:ドリッパーをデキャンタからはずし、ドリッパー内に残ったコーヒー粉はコンポストに使いましょう。デキャンタを軽く振ってコーヒーを撹拌し、温度が下がるまで数分待ったら完成です。
※このレシピは、1リットルのお湯に対して60gのコーヒーという比率さえ守れば簡単にスケールアップ・ダウンできます(例:30gのコーヒーであれば、使うお湯の量は500g)。またコーヒーを一度にたくさん抽出するときは、少しだけ挽き目を荒くすると風味をキープできます。
Timさんありがとうございました!