おはようございます。今週はどんな一週間でしたか?
今週はじめにStandart Japan 第14号のプレオーダーをスタートしました。前号からデザインとコンテンツを一新した
今号のキーワードは「宇宙」「虹」「コーヒー」。生まれ育った故郷や長年築いたキャリアを離れ、コーヒーの世界に飛び込んだ人たちはどのように自分の居場所を築いていったのか。カラフルなコーヒーの世界を構成するのはどんな人たちなのか。「リモート疲れ」でグレーな気持ちになっているあなたにも、ポジティブかつカラフルな未来を描けるようなストーリーをお届けします。第
今月下旬に雑誌とコーヒー豆が日本に届き次第、発送を開始しますのでお楽しみに🙌 より詳しい内容はこちらのブログから。
そして最後に、最新号のデザインを覗き見👀
編集長 Toshi
This Week in Coffee
世界のコーヒーニュース
思考のナチュラルプロセス
コロンビア企業のMuchachaが販売開始したブレンドコーヒー
Hoyosさんの活動は、テニス界のスター選手
スペシャルティコーヒー業界を全ての人とってインクルーシブで素敵な環境にするためにも、一人一人が無意識(ナチュラル)な思考プロセスに潜むリスクに目を向ける必要があるのではないでしょうか。
コーヒー・バチェロレッテ
最近の少し肌寒い秋日和には、ついついテラス席でミルクの入った温かいラテを飲みたくなります。ラテは世界中の人々から絶大な支持を集めており、2019年には米国で一億杯以上も販売されるほど。そんなコーヒーの絶対的パートナーとも言える「ミルク」ですが、環境への配慮から最近は植物性ミルクを選択する人々も増えています。
しかし一口に植物性ミルクと言っても、その種類はさまざま。ここで浮かぶ疑問が「植物性ミルクの中でも最も環境負荷が少ない選択とはなにか」ということです。動物性ミルクと比較し植物性ミルクの環境負荷はどれも少ない一方、米国のアーモンドミルク生産のように農薬を使った大規模栽培は、受粉を行うミツバチたちの生命を奪い、生態系の破壊を引き起こす可能性もあります。またソイや近年人気のオーツミルクは環境面で高いパフォーマンスを発揮する一方、原料となるオーツ麦のその大半が家畜の飼料用として大規模栽培されている背景から、土壌肥沃度の枯渇や生態系の単一化を引き起こすリスクも孕んでいます。
結論として「最も環境負荷が少ない選択」への回答は、動物性ミルクの消費を減らすことを前提に、オーガニックの植物性ミルクを「複数」選択すること、となるようです。なぜなら市場の消費が一定の商品に偏ることは、その後の大量生産における土地の枯渇や農薬の使用を示唆するからです。コーヒー・バチェロレッテの場合、選ぶ「お相手」は一人であってはいけないようです。
その他の気になるニュース
▷ 周囲の雑音が少ないほど、コーヒーを深く味わえることを示唆する研究結果が発表されました。大きな音には特にアロマと苦味の強度を弱める作用があるようです。
▷ 中米各国に甚大な被害をもたらしたハリケーン「エタ」。洪水や土砂崩れが各地で発生し、今期だけでなく来期以降生産にも大きな影響がおよぶ可能性があります。
▷ 京都のColon Coffee Roastersがアジアのパッケージデザイン賞を受賞。商品名でもある、パッケージに記載された数字(
▷ 米大統領選挙前夜、Googleで”Coffee”の検索件数が過去最高を記録。また同日にはピザやアルコール類、マリファナの売り上げも急増しました。これぞアメリカ版「〜がなきゃやってられない」。
▷ 南アフリカ産のコーヒーリカー
What We're Drinking
今週のコーヒー
AUNG COFFEE
東京
ミャンマー産のコーヒーを専門とする自家焙煎店。カッピングコンペティション
生産者
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クンセインシュエ
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生産地域
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ミャンマー シャン州パオ自治区ホーポン(地図) |
品種
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カトゥアイ、カトゥーラ |
精製方法
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ナチュラル
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テイスティングノート
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綿あめのようにふわっと甘さがひろがり、そして完熟したハネージュメロンのようなジューシーな甘さが後をひきます。 マンゴ・ライチ・ハイビスカス・ハネージュメロン |
Standartの感想:
ミャンマー産のコーヒーは過去に飲んだことがあるかあまり覚えていませんでしたが、このコーヒーは間違いなく記憶に残るインパクトがありました。中深に焙煎された豆にお湯を注ぎ、膨らんだコーヒーからぽこぽこと立ち上る空気は、まだ温かいシフォンケーキのような優しい甘さを感じます。酢酸エチルに似た香りも少し。焼き菓子っぽいバニラのようなフレーバーを感じたかと思うと、頭に浮かんだのはメロンクリームソーダ。スーッと馴染む甘さが長く口の中で続き、鼻に抜ける香りが楽しめます。ミャンマーのコーヒーってこんなにおいしいんだと驚くはず。
Inspiration
おすすめの本、映画、音楽、アート
AKIRA - 大友 克洋
予告
学生時代に古本屋で大事に買い揃えた漫画版を誰かに借りパクされた苦い思い出が頭をよぎったものの、2
THE GUEST CHECKS by Laundry Room Studios
Instagram|ウェブサイト
アメリカでロックダウンが始まった頃に誕生した、匿名のアーティストによるプロジェクト
Brewing with…
あの人のコーヒーレシピ
森屋 恵慈
モリヤケイジ
aka けいじ
兵庫県西宮市BUNDY BEANS甲子園店ストアマネジャー。前職のエスプレッソマシン輸入会社を辞め、独立に向け
セットアップ:
抽出器具:origami
豆量:15g
湯量:220cc
挽き目:中挽き
抽出温度:91℃
抽出時間:3:00
手順:
- 1投目:60cc(0:00-1:00)
- 2投目:30cc追加(1:00-1:40)
- 3投目:65cc追加(1:40-2:20)
- 4投目:65cc追加(2:20-3:00)
ポイント:
▷ 1投目、2投目でコーヒーの成分を絞り出すようなイメージで抽出します。
▷ ペーパーは円すいのAb
一言:
大好きなコーヒーでスタートする
今週のThe Weekend Brew はいかがでしたか?
先日たまたま、こちらの
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今週の Weekend Brew は Standart Japan 第14号スポンサーの Victoria Arduinox トーエイ工業、パートナーの MiiR Japan、Barista Hustle Japan、Sucafinaのサポートでお届けしました。
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Standart Japan