スキー場でも本場イタリアンバールの味を再現——E1 Primaの可能性

スキー場でも本場イタリアンバールの味を再現——E1 Primaの可能性

高品質なエスプレッソベースのドリンクは、もはやコーヒー専門店だけのものではありません。アパレル店やショールーム、書店など、おいしいコーヒーが求められる場所は日々広がっています。コンパクトなボディの中に、従来のエスプレッソマシンの2 倍のパワーを備えたVictoria ArduinoのE1 Primaはどんな場で使われているのでしょうか? 今回は東京・広尾にあるイタリアンバール「イル・バール ピエトレ・プレツィオーゼ」オーナーの阿部 圭介さんにお話を聞きました。

 

ピエトレ・プレツィオーゼのコンセプトを教えていただけますか?

当店はイタリアンバールとして、2014年にオープンいたしました。イタリア語に訳すと「宝石」の意を持つ店名は、広尾の街で光り輝く場所、すなわち近隣の人々のライフスタイルに組み込まれる存在、訪れれば何かが起こる場所、活力が生まれる場所など、この広尾の街のベンチマーク的存在でありたいという気持ちを込めて開業しました。


東京・広尾のイタリアンバール「イル・バール ピエトレ・プレツィオーゼ

 

E1 Primaを導入された目的について教えてください。

Primaを導入した経緯は、弊社がケータリングや野外出店などの業務を、定期的に依頼いただくためです。Primaが登場する前までは持ち運びできるエスプレッソマシンとなると、タンク式の100Vのものしか存在しませんでした。日頃店舗で本格的なコーヒーを楽しまれているお客様からは「店舗外でエスプレッソコーヒーが飲めるだけでもすごいよ!」と声をかけていただいていましたが、どこか同情されているような、魚の骨が喉に引っかかっている感じがして、ストレスを抱えていました。

コーヒー豆の持つポテンシャルを引き出しきれないまま、その味が「ピエトレ・プレツィオーゼの味」としてお客様に浸透してしまうことに恐れを持っていました。しかし、Primaが長年バリスタとしての悩みを一瞬にして解決してくれました。まるで雲間から射す光のように……。

どんな点に魅力を感じられたのでしょうか?

スペースを取らず、どこにいても200Vの電圧を供給すれば最大のパフォーマンスで妥協のないコーヒーを提供できることです。環境的には、日本ではまだまだ200Vの電圧が身近に存在する訳ではないので、使用できる場所は限定されてしまいますが、PRIMA(200Vタイプ)はどこでもおいしいコーヒーをスピーディーかつ安定的に提供できるので安心感があります。

他にも環境に応じて水道直結とタンクを切り替えられる点や、アプリを使って抽出プログラムを簡単に設定できる点に魅力を感じました。

実際にPrimaを利用されてどんな印象でしたか?

私の場合はスキー場への出店時に使用するために導入したのですが、期待以上のパフォーマンスを発揮してくれました。200Vの電源のおかげで、氷点下であってもお湯が沸くまでのスピードが早く湯温も安定し、スチームの威力も変化がなく、連続抽出が可能な点を気に入っています。100Vタイプのマシンだったらきっとそうはいかなかったでしょう。

また、マシンの材質もボディーが基本的には金属で作られていますので、耐久性に優れているのも魅力です。あとは、デザインがとてもスタイリッシュでボディの曲線が美しいですし、背中側の下がライトアップしますので、アイコンになり、イベントやその場がとても映えるところも良いですね。さらにボディカラーを当店のイメージカラーであるグリーンにカスタマイズしているので、演出のオプションが限られている屋外の出店時でもブランドの雰囲気をお伝えのは嬉しいポイントです。


白馬・八方尾根スキー場への出店時の様子

 

どんなお店や空間にPrimaの導入をお勧めされますか?

少人数のスタッフで運営されるお店、野外イベントなどキッチンカーなどを含めた出張営業が想定される方、ミルクビバレッジを提供する機会が多い方、メインはドリップだけどエスプレッソ系カフェメニューも提供したいという方に最適でしょうね。

また、飲食店だけでなく、異業種イベント内でのコーヒーサービス(カーディーラー、アパレル系など)では味はもちろん、見た目も含めて重宝されるかと思います。


マセラティのショールームでのケータリング営業時


この記事は、Standart Japan第21号パートナーのVictoria Arduino x トーエイ工業の提供でお届けしました。