今号のキーワードは「窓」「手袋」「コーヒー」。米国カリフォルニア州で盛り上がるコーヒー生産の今や、発酵スペシャリストのインタビュー、コーヒーの美容効果、日本のコーヒー業界に見られるジェンダーギャップ、アートにまつわるコーヒーの歴史など、今号の中身を一足先に以下でご紹介します。
Standart Japan #19
ウガンダ
ロブスタの生産地として有名なウガンダの歴史と文化、それから全人口の4 分の1 を占めるコーヒー生産者の今を眺めます。
アルカリ度
水のアルカリ度がコーヒーに及ぼす影響やその測定方法、さらにはカフェにおけるコストとの関係について。
Meet Your Earth Rider
海外自転車旅の末に、街頭でコーヒーを無料で振る舞う「フリーコーヒー」に行き着いた西川 昌徳さんにその活動の原動力を伺いました。
最低賃金の目利き
何がおいしいは自分で判断できるのに、その正誤を決める目利きなど必要なのでしょうか? 事態はそこまで単純ではないようです。
ボスでいるということ
ヨーロッパのサブスクリプションサービスThe Coffeevine の創業者アレックス・キテインさんが語る、独立心と連帯のバランス。
シャウト!
エルサルバドル産コーヒーを専門に扱う京都のCOYOTE 共同創業者、門川 雄輔さんに、今感じているモヤモヤを吐き出してもらいました。
くじ引き民主主義の可能性
投票の代わりにくじ引きで代表者を決めるという一見突飛なアイディアが、公正なコーヒーサプライチェーン構築の鍵を握っているかもしれません。
白磁:粛然たる日本の風情
オランダ人デザイナーとオーストラリア人セラミックアーティストの目に映る、飾り気のない白磁の魅力。
海を越えて
大西洋で隔たれたニューヨークとロンドンにある2 つのコーヒーショップを開店から閉店まで見つめるフォトエッセイ。
アップ・オール・ナイト
カフェインと勃起にはどんな関係があるのでしょうか? 誤植ではないのでご安心を。そうです、あそこの話です。
ヒュッゲとフィーカが宿る場所
ヒュッゲやフィーカの文化は、スカンジナビアの外でもその意味を保ち続けられるのでしょうか?
Meet Your Guest
書道家の万美さんに伝統と革新の葛藤やヒップホップ愛、言葉を使ったコミュニケーションの限界について伺いました。
リヴィウ
ウクライナ西部の都市リヴィウは、欧州コーヒー史の幕開けに関わりながらも、60 年代まで脚光を浴びることはありませんでした。一体何が起きたのでしょうか?
SPONSOR&PARTNERS
今号のメインスポンサーは、2019 年の設立から2 年弱で、世界59 か国にサービスを提供する一大プラットフォームへと進化したTYPICA。特集記事ではTYPICAの考える現在の生豆取引の問題とその解決策に迫ります。
さらにStandart Japanを創刊からサポートしてくれているVictoria Arduino、世界初のカーボンニュートラル認証を受けた生豆商社のカラベラ、コールドブリュー界のパイオニアTODDYがStandart Japan第19号のパートナーを務めてくれました。ありがとうございます!
サンプルコーヒー
第19号のサンプルコーヒーは、メインスポンサーのTYPICAと京都Kurasuのダブルネームでお届けします。
コーヒーの詳細はコーヒーページで、抽出レシピはブログをチェック!